アメリカ本土でのUSCPA受験録

アメリカ本土でUSCPAを受験した過程を綴っています

元銀行員がアメリカ本土でUSCPA試験を受験した過程を綴っています

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英文会計入門 単位取得テスト合格!

新年最初の記事は、単位取得テスト合格のお知らせです。

 

クリスマス~年末年始は遠出をしていたので勉強できませんでしたが、帰ってきてからペースを取り戻して、今日、英文会計入門の単位取得テストに合格することができました。

 

私は日本のアビタスという予備校に入会したのですが、アビタスにした一番の決め手は、カリフォルニア州立大学イーストベイ校(CSUEB)の期末試験に相当するテストをインターネット経由で受験することができ、CPA受験要件に必要な会計単位とビジネス単位をそろえることができるということでした。

他の予備校だと、単位取得試験のためだけに大都市まで出なきゃいけないんですよね。その点、試験がオンラインで完結するのはとても便利です。

 

実は、CPA受験を最初に考え始めた時は、「アメリカに住んでいるんだし、高いお金を出してわざわざ日本の予備校にお金を払って単位をそろえなくても、アメリカの大学やコミュニティーカレッジで単位をそろえればいいのでは?」と思っていました。ただ、調べるうちにいろんな懸念が発生し…

・アメリカの大学やコミュニティーカレッジに入学するための手続きや書類が煩雑

・入学時期が春・秋と決まっているので、今から準備し始めても実際に通うのはだいぶ先になりそう

・1学期に受講可能な単位数の制限を考えると、学校に通いながら単位をそろえるのにだいぶ時間がかかりそう

・そもそも、学校でCPAに必要な科目の授業をやっているか分からない(少なくとも私の最寄りのコミュニティーカレッジのオンラインシラバスではAuditing(監査)の科目が見当たらなかった)

・必要な科目を全て受講できたとしても、学校で単位を取るための試験内容とCPAの試験内容とは全く別物なので、二重の勉強が必要

・アメリカの学校に通っても、1単位当たりの授業料が発生する(最寄りのコミュニティーカレッジでは1単位あたり162ドル)

そんなわけで、調べる手間やそれに費やす時間を考えると、日本の予備校に通った方が効率がよいという結論に至りました。

 

さて、本題からズレましたが、アビタスの英文会計入門は、簿記を英語で習っているような内容で、企業勤めで財務経理をやっている方であれば簡単だと思います。私は、簿記や会計士の資格は持っていませんが、銀行勤務時代に決算書はたくさん見ていたので、すんなりと入っていくことができました。

ただ、講義は日本語ですが、テストは当然英語なので、専門用語は覚えておく必要がありますし、減価償却や貸倒引当金の算出などの計算には多少の慣れが必要でした。

とりあえず、テストに合格出来て気持ちよく週末を迎えられそうです。

 

次からは、いよいよFARです。