アメリカ本土でのUSCPA受験録

アメリカ本土でUSCPAを受験した過程を綴っています

元銀行員がアメリカ本土でUSCPA試験を受験した過程を綴っています

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FARのサプライズ結果発表!

2018年のQ2のスコアリリースは、当初の発表では、FAR・AUD・REGが6月27日、BECが6月29日となっていました。

AICPA announces 2018 CPA Exam score release dates - AICPA Insights

 

で、そわそわしながら本日アメリカ中部時間朝8時ごろNASBA SSOにアクセスしてみたのですが、結果が出ていない。Q1のリリースもシステム対応の遅れがあったみたいだし今回もそうなのかな、と思いながらAICPAのHPをチェックしていたら、いつの間にかスコアリリースが6月28日に変更されていることを発見。Q3とQ4のスコアリリース日も少し変更になってたんですね。AICPAやNASBAのサイトをこまめに見ていなかったので知りませんでした。。。

CPA Exam Testing Windows and Score Release Dates

 

ちょっとガッカリしてFacebookを見ていたら、なんとNASBAがサプライズでスコアリリースしたと発表しているではないですか! でも公式HP上には何も書いてないし、私はたまたまNASBAのFacebookアカウントをフォローしていたから気づいたものの、気づかない人もたくさんいるのでは。。。こういう運営が適当なところはとてもアメリカ的ですねぇ。

www.facebook.com

 

前置きが長くなりましたが、肝心の結果です。

スコア81で合格した模様です!

まだScore Formが見れないのでちょっと自分でも信じられず、何度もNASBA SSOのサイトを眺めてしまいました。テスト本番の約3週間前に受けた模擬試験が55だったことを考えると、直前の追い込みで巻き返せたのかなと思います。また詳しくはScore Formを見てからご報告したいと思いますが、受験直後まったく自信がなかっただけにほっとしています。

 

何より、AUDの試験まで1週間切っている段階で、FAR合格の結果を見られたのは精神的に大きいです。というのも、先週AUDの模擬試験を受けたのですが、結果は55(FARの模擬試験と同じ)だったので、もしこれでFARに落ちていたらAUDも危ういのではないかと思っていたのです。。。

 

AUDは、今月に入ってから2周目(ただし1周目は3月だったのでほぼ記憶なし)をやりつつノートを作成して模擬試験を受験しました。今はMC3周目をやっています。FARよりも苦手分野がはっきりしているので、本番までに少しでも穴を埋めるよう頑張ります。

FARを受けた感想

本日、FARの試験を受けてきました。

 

約3週間前に模擬試験を受けてから、MCの間違え直しをやりながらノートを作成しましたが、TBSのやり直しは一部の分野しかできず、AICPAのRelease Questionも2017年分をやっただけ。AICPAのSample Testは、回線が悪いのかAICPAのシステムが悪いのか、なかなか接続が安定せず、ざっくり操作感を掴む程度になってしまいました。あと1ヵ月あればなぁという状況で本番を迎えましたが、これはいつ受けてもこんなもんなのかもしれないですね。。。

 

さて、肝心のテストについて。

MC各33問で構成されるTestlet 1、2には、50分ずつを割り当てる予定で、ほぼ計画通りに解けました。1→2に移ったところでそれほど難易度が上がったとは感じませんでした。当然分からないものもありましたが、それなりに手ごたえを感じつつTBSへ。

TBSは、苦手意識のあったResearch問題の答えがあっさり見つかり、時間に余裕ができたと少し安心したところで、難問にぶち当たりました。参照する資料も多いし、そもそも問題の趣旨がイマイチ理解できず。。。次のテストレットでも難問にぶつかり、時間が無くて焦りつつ、埋められる限り埋めましたが、結果については全く自信がありません。

難問がダミー問題であることを祈るばかりです。

 

次は7/3のAUDです。2ヵ月間が空いてしまったのですが、試験まで1ヵ月を切っているので、早急に復習を終わらせて模擬試験を受けたいと思います。

アビタスの模擬試験【FAR】

FARの試験まで2週間を切りました。

先週、FARの2周目が終わった後、アビタスの模擬試験を予約して受験しました。結果が出るまで最長10日かかるとのことでしたが、私の場合は早めに結果が出て、スコアは55点でした。本番より少し難しめとのことなので65点を目標にしていたのですが、それには全く及ばない結果に。。。

見直しをすると、単純な入力ミス(数字やマイナス表記などの打ち間違い)も目立ったので、本番ではそういうことの無いように気を付けないといけませんね。

あと、模擬試験の直前に少しやり方を調べただけのリサーチ問題。

Professional Literature Request | NASBAで練習用のIDを取得していろいろイジってみましたが、とても使いにくくて、キーワード検索ではなかなか答えにたどり着くことができません。もう少し練習しないといけないですが、本番ではリサーチ問題は後回しにして、余った時間で解く形にするのが無難な気がします。

 

現在はFARのMC問題3周目で、これまで間違えた問題を中心にやり直し、分かっていない部分をノートにまとめて整理し始めました。ノートは本番前の見直しにも使えるようにと思っていますが、やはり自分の手を動かすと頭に入りやすいように思います。

本番までに、TBSの2周目、リサーチ問題、AICPAリリース問題をやることを考えると、アメリカの予備校のテキストは手を付ける時間が無さそうなので、アビタスの教材をキッチリやりきることにしました。というより、街で一番大きな本屋さんに行ったところ、USCPAの参考書は置いていないと言われたのです。。。アメリカなのに。。。ここがアメリカの中でも田舎だということを忘れていました。。。amazonで買うにしても日本と違って配送にやや時間がかかりますし、参考書は中身を見て買いたいタイプの人間なので、手を広げすぎることはせずに、とにかく理解を深め、穴をなくすようにしたいと思います。

 

模擬試験の結果を受けてやや焦りはありますが、あと2週間で追い込みを頑張ります。

FAR 2周目の終了

ようやくFARの2周目が終了しました。

テキスト読み直し+MC&TBS全問解き直しをやりましたが、平均して1日3~4時間程度しか勉強時間が確保できず、また、2周目はおそろかにしたくないと丁寧にやった結果、約2ヵ月かかってしまいました。

 

すでに本番3週間前になっているので、これからざざっと復習してすぐに模擬試験を受ける予定です。また、3周目はこれまで間違えた問題を解き直しつつ、苦手分野を中心にやるつもりです。

 

アメリカの予備校のテキストにも手を出したいと思っていましたが、全量やるのは厳しい時期になってしまいました。苦手分野と、アビタスでは対応不足と言われているDRSやリサーチ問題を中心に見る程度になりそうです。

 

これまで手元の電卓で計算していましたが、これからは画面上の計算機を使って、できるだけ本番の環境を意識しながらやっていこうと思います。

NTS郵送受領&受験日の決定

前回の日記から3週間も空いていしまいました。前回の記事以降、Jurisdiction IDを知らせるメールを受け取っていないので、私の場合はやっぱりNASBAに電話して聞くしかなかったようです。

 

ただ、NASBAからはNTSを印刷したものが郵送で送られてきました。これはアメリカ国内のみの対応なのかもしれませんが、消印は4/3付になっているので、NTSがオンラインで発行されたその日のうちに発送されたようです。

 

さて、このブログの更新がなかったのは、お察しの通り、計画通りに勉強が進んでいないからでして。。。

 

2018年1月~3月ごろのブログに書いていたように、もともとはQ2(4~6月)にFARとAUDの2科目を受けることを目標にしてきましたが、2科目並行は個人的に厳しいな、と感じ、4月に入ってからはFARに集中して勉強しています。結局、それでもまだFARのMC2周目+TBSが終わり切っていないのですが。

 

この状況を踏まえつつ、そろそろ受験日を決定しないとズルズル先延ばしにしてしまうので、prometricでテストを予約しました。

FARは6/7に、AUDは7/3に受験します!

4~5月は集中的にFARを勉強し、FARが終わってからAUDに切り替えて、Q3の初めにAUDを受験します。そしてQ3の後半にREG、Q4にBECを受けようと思っています。FARの結果は6月末、つまりAUDの受験前に判明するはずなので、その結果次第では計画が変わってきますが、REGは大幅に内容が変わってしまう2019年以降にズレ込ませたくないので、Q3にはREGの初回受験は終わらせるつもりです。

 

FARの1周目、時間が無くておざなりになってしまったところがあるので、2周目は丁寧にやろうと、MC全問→教科書読み直し→TBS全問を全章やっています。5月前半にそれは終わらせ、間違った問題のみやり直したあと、アビタスの模擬試験を受け、AICPAのリリース問題や、可能であればアメリカの予備校の参考書の問題を解いて、本番に臨めればベストだな、と思っています。

 

MC30問だと集中力が続かないので、10問程度に区切ってやるようにしていますが、本番の4時間を耐えられるのかという不安も。。。

 

そろそろ本番を意識した勉強に変えていかなければと思いつつ、まず早期に2周目を終わらせるよう頑張ります。

NASBAへの電話&受験料の支払い&NTS受領

前回の日記に書いた通り、NASBAからPayment Coupon Notificationというメールを受け取ったにも関わらず、Jurisdiction Candidate IDが分からないまま数日が過ぎました。3/30(金)はアメリカではGood Fridayと呼ばれ、4/1(日)のイースターに連なる記念日でした。祝日ではないのですが、一部の学校や会社はお休みになります。

グアム出願者にはJurisdiction Candidate IDを知らせるメールが送られているという情報を見かけて、出願以降の受信トレイ、ゴミ箱、迷惑メールフォルダ全てを確認しましたが、やはりIDを記載してあるメールは受け取っていません。NASBAもイースター休暇に入っているのかもしれないと思い待ってみましたが、こういう連絡メールは自動的に送っているはずだし、今月中にNTSを手に入れようと思うとあまり長く待つわけにもいかない。

ということで、意を決してNASBAに電話してJurisdiction Candidate IDを聞きました。アメリカに住んでいるとはいえ、英会話、特に英語での電話は苦手なのであまりやりたくなかったのですが、こればかりは仕方ありません。

あんまりNASBAに直接電話をした人はいないと思うので、参考までにやりとりを記録しておきます。

 

①1-866-MY-NASBAに電話。

※アルファベットは、キーパッドに割り振られた数字キーを押します。この番号の場合、866-69-62722になります。

②アナウンスに従って該当する番号を入力し、担当者につないでもらう。

※私は月曜日の午後にかけましたが、この時点で自動音声で「あなたは47番目です。待ち時間はおよそ47分です」と言われました。実際には30分ほど待たされました。

③担当者(若い男性)とのやりとり。英語はうろ覚えです。

NASBA "How can I help you?"

私 "I'd like to ask you about my Jurisdiction Candidate ID. I applied to Guam Board of Accountancy and got an e-mail from NASBA about Payment Coupon Notification, but I couldn't pay because I don't have a CPA central account. Could you tell me my Jurisdiction Candidate ID please?"

NASBA "What is your first name?"

私 "〇〇"

NASBA "Last name?"

私 "〇〇"

NASBA "And your birthday?"

私 "〇月〇日、19xx"

NASBA "Ok, your jurisdiction ID is GU00000000. Please try it now."

私 "(NASBA SSOに実際に入力してみる)Ok, I can enter! Thank you!!"

④秘密の質問を3つ作成してログイン完了。Payment Couponのとおり支払い手続。

 

本当は、「念のためメールでもIDを送ってくれませんか?」とか「グアム出願者にはIDが書かれたメールが送られるんですか?」とか聞きたかったんですが、何せ緊張していたものでそこまで余裕がなく。。。30分待たされたわりに実際の通話時間は2分弱でした。

もしJurisdiction Candidate IDが分からずNASBAに問い合わせる場合は、手許に出願書類を用意して、NASBA SSOの登録画面にあらかじめID以外の項目を埋めた状態で電話することをオススメします。

担当者はそっけなかったですが、私の拙い英語にもテキパキ対応してくれたのでよかったです。ただ、待ち時間が長いので、日本から電話をかける場合は電話料金を気にしちゃいますね。時差もありますし。

 

さて、無事に支払いが終わったのでこのブログを書きながら、もう一度NASBA SSOのサイトを見ていたら、なんとすでにNotice To Schedule(NTS:受験票)が発行されていました! 支払いしてから1時間も経ってません。こんなに早く発行されるんだったら焦って電話しなくてよかったかも。。。

 

これでFARとAUDを実質9月までに受けなければならなくなりました。日本と違って、アメリカでは試験会場の予約には余裕があるので、もう少し勉強を進めてから日程を決めようと思います。

AUD 1周目終了とPayment Couponの受領

AUD2のテストに合格し、AUD1周目が終わりました。AUD1を受けてからの勉強範囲は、それまでの範囲と比べれば狭いんですが、統計学が苦手な私にとってはサンプリングの話が続くのは苦痛でした。。。試験を受けるのを優先してTBSはすっ飛ばしてしまったので、これからやっていない問題を解きつつ理解を深めておかないと試験前に苦労しそうです。

 

さて、前回の日記で出願書類のトラッキングが動いていない話を書きましたが、昨日グアムに到着した旨が更新されました。USPSのHP上で電話番号を登録しておくと、そのトラッキングナンバーの荷物の動きをショートメールで通知してくれるので逐一見に行かなくてもよいのは便利ですね。「In Transit」としか表示されていない空白の3日間は集荷センターでバーコードを読んでもらえなかったんだと思います。予定よりは遅れましたが、無事に本日The Guam Board of Accountancy(GBA)に配達されました。

 

そしてなんと、今日NASBAからPayment Couponに関するメールを受領しました。GBAでは到着した当日に処理してもらえたようです。

 

早速支払いをしようと思ったのですが……出来ません。

というのも、3月にNASBAが新システムに移行してから、NASBA Single Sign Onというサイトにアカウントを作り、そこでPayment Couponの支払いや試験結果を見るようになったのですが、そのアカウントの作成には「Jurisdiction Candidate ID」が必要で、それが分からないのです。出願自体をNASBA経由でする州であれば、出願時に作成したCPA Central accountのログインIDがそれに当たるのですが、グアムはGBAに郵送申請なので、CPA Central accountのIDが無いんです。

Payment Couponのメールにも書いてないし、NASBAのサイトには「CPA Central accountを持っていなければ電話してください」としか書かれていない。そんな、グアム出願者は今後全員電話で問い合わせなきゃいけないような非効率なシステムになっちゃったんでしょうか??

日本語では情報がなかったので英語でもいろいろ調べてみましたが、この新システム、かなりいろんな問題が発生してるみたいですね。ログインできないとかエラーが頻出するとか。。。

 

Payment Couponに関するメールとは別でJurisdiction IDが通知される可能性もあると思うので、もう少し待ってみて、動きがなければNASBAに電話して聞くしかないでしょうか。。。「NASBAの対応が悪いから電話したくない」という英語の書き込みをたくさん見かけたので気が進みませんが。。。

 

それはそれとして、AUDの1周目が終わったので、来月からはFARの2周目に重点を置きながら勉強を進めようと思います。

 

 

【2019年7月26日追記】

7月にREGとBECの出願をしたところ、NASBAからのPaument Couponのメールの文面にJurisdiction Candidate IDが記載されていました。通知のやり方が変わったのか、私には何らかの手違いでIDがないまま送られてしまったのかは分かりませんが、グアム出願の方の手間が軽減されているといいですね。