アメリカ本土でのUSCPA受験録

アメリカ本土でUSCPAを受験した過程を綴っています

元銀行員がアメリカ本土でUSCPA試験を受験した過程を綴っています

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FACSから学歴評価の結果が来ました

今週はちょっと体調を崩してしまい、思うように勉強が進んでいません。

そんな中、今日、FACSから学歴評価の結果のコピーがメールで送られてきました。

(原本はすでにGuam Board of Accountansyに送付済とのこと)

ここまでの時系列をまとめておくと以下の通り。

 

12/15(金) FACSでオンライン申込&書類郵送。

12/18(月) Tracking上で書類がFACSに到着。

12/20(水) FACSから書類受領のメールを受信。

2/9(金)  FACSから学歴評価の結果のメールを受信。

 

12/20のメール受信から数えると7週間ちょっとで結果を受け取ることができました。あいだにクリスマス休暇をはさんでいることを考えると早い方なのではないでしょうか?

 

で、肝心の結果の方はというと。。。

無事に旧姓で取得した大学(法学部)の学位がアメリカの大学卒業と同等であると認められたのはよかったのですが、残念だったのは、取得していた経済系の単位がまったく認められなかったこと。EconomicやBusinessという単語が含まれた科目はビジネス系科目として認定してもらえるのではないかと事前相談のときに言われており、そう期待していたのですが。グアムはUpper Divisionの単位しか認めてくれないので、それも影響したのかもしれません。

よって、会計科目とビジネス科目はすべてCSUEBで揃えなければならなくなりました。もともとアビタスにはフルパッケージで申し込みをしていたので追加費用負担はないのですが、スケジュールが少し後ろ倒しになってしまうんですよねぇ。

 

CSUEBの単位はブログでご報告の通りすでに3科目分取得していますが、Transcriptの発行は、申し込んだ月の翌月末になるので、今日申し込んだとしても3月末の発行になり、グアムへの出願は早くても4月以降になってしまうのです。

大学時代に取得していた単位が認められると当てこんで、学歴評価の結果が出たらそのままグアムの見込み受験制度を使って出願しようと思っていたので、CSUEBのTranscript発行を先月依頼しなかったんですよね。もし認められていれば、週末にグアムに書類を送って受験票を受け取り、もしかしたらNASBAの新システム移行までに受験料の支払いまで終えることができたかもしれないのですが。

今思えば、1月中にCSUEBの方の手続きを取っておけば、2月末に発行してもらって3月中に出願することもできたのですが。。。1ヵ月ロスすることになってしまいました。。。

 

その分しっかり勉強しろというお告げだと思って、この週末にCSUEBのTranscript発行手続きを取り、体調を整えて勉強に励むことにします。

FAR3 単位取得試験終了

FAR3の単位取得試験が終了しました。なんとか今月中にここまでやっておきたかったので、ギリギリ間に合ってよかったです。ギリギリ間に合ったというより間に合わせたというか……最後の方はざっとテキストを一通り読んでMC問題を解く感じになってしまいました。当然、理解も甘いので正答率も低いです。

 

まあ、なんとか受かっていましたが、このまま本番に臨んだら大変なことになるなということだけはヒシヒシと感じています。

 

次はFARの後半に入り、デリバティブやら税効果会計やら、今まで以上に難しそうな分野が続くので、その時々の学習内容をちゃんと理解するようにしないとなぁ。

 

話は変わって、NASBAのHPに、「2/17-3/4まではシステム入れ替えのためNTSの再発行や支払いができない」との告知が出ましたね。12月半ばに出したFACSへの学歴評価についてはまだ何の連絡も来ていないのですが、2月中に結果が出たとして、そのあとグアムにアプリケーションを郵送するとなると(グアムはオンライン申請未対応)、現行システムの稼働期間には間に合わない気がします。

新システムがどんなものかは分かりませんが、使いやすいシステムだといいなぁ。

 

 

FAR2 単位取得試験終了

予定から1週間遅れまして、FAR2の単位取得試験に合格しました。Chapterにしてあと3つ終えれば、ようやくFARの前半(と言っても教科書は2冊)が終わります。

社債やリースなど、銀行に勤めていた時によく触れていた分野とはいえ、当時は中途半端な知識のまま必要な部分だけ覚えて乗り切ってましたし、その会計処理方法まではまったく知らなかったので、改めて勉強になりました。

 

とは言っても、ちょっと時間をかけすぎた点は反省です。

 

 

初回受験は4~5月を予定しています。12月に勉強を始めた時点では、「あわよくば4月にFARを受けて、5月にもう1科目受けたいな~」なんてぼんやり思っていましたが、すでに厳しい予感がしています。。。

ただ、あまり間延びさせたくないですし、諦めずにペースを上げて勉強するよう頑張らなければ。

 

なお、2科目目については、今のところAUDで考えています。

CSUEBの春学期(3月~5月)に単位取得試験を受けようと思うと、FARの勉強と並行することになってしまうので、ある程度相関性が高く、負担にならない科目にしたいな、と。

 

BECは、論述問題があるため、英語の文章作成能力に不安のある私はまず却下。

REGは、現在アメリカに住んでいることもあり、アメリカの税制に関心があるので2科目目にしようかと思っていた時期もあったのですが、ちょうど昨年12月にトランプ大統領のもとアメリカの税法が大幅に改正されました。まだAICPAから、この改正をいつから試験に反映させるかは発表になっていませんが、個人的にはQ3(7~9月)からなのではないかと予想しています。どうせなら新しい基準で勉強したほうがいいですよね。1回目に不合格になって再受験することになった場合、1回目と2回目で試験内容が違ってしまったら悲劇ですし。

 

テストが間に合うかは分かりませんが、今月中にFARの前半を終えるのが目標です。

FARの勉強の進め方

FAR1の単位取得試験の範囲を終え、無事テストに合格しました。

英文会計入門のときは、さも頑張ったかのようにタイトルに「合格!」と入れていましたが、実際のところ、普通に講義を受けて問題演習をやれば合格できるレベルのテストです。

 

英文会計入門はすんなりと入っていけたのですが、さすがにFARになると少し手こずって来たので、反省も含めて、私の勉強方法を紹介します。

 

【勉強時間】

1日あたり3~4時間程度

【英文会計の勉強方法】

①Web講義をChapter毎に2倍速で視聴

②1つのChapterを視聴し終えたら、その都度対応するMC問題・TBS問題を解く

③WebでMC問題全体を繰り返し解く

④CSUEBの単位取得試験を受験

 

私の場合、ある程度勉強時間がまとまって確保できるので英文会計入門はこんな感じで勉強していたのですが、このままのやり方でFARに突入したのが失敗でした。

 

FARは、会計原則や流動資産の評価方法など、1つのテーマを細かく勉強していくので、講義の時間が長くなり、解かなければならない問題が増えます。講義は倍速で聞くことができるし、言ってしまえば「聞いていれば終わる」ので楽なのですが、私が問題を解くスピードは2倍速にはなりませんし、解いたあと解説を読んでテキストを見返すという作業が発生します。

問題にもよりますが、MC問題だと、今の私は1問解くのに1分(というかそれ以上悩んでも分からない)、その解説を読んで理解するのに2分、計3分ほどかかります。30問解くのに90分集中しなければならず、これがけっこう負担になり、結果として問題演習をやらないまま講義だけ先に進めてしまい、問題を解くころには講義内容を忘れているという悪循環に陥ってしまいました。

 

そこで、Chapter5から(ようやく)以下のように勉強方法を変更しました。

【FARの勉強方法】

①Web講義をUnit毎に2倍速で視聴

1つのUnitを視聴し終えたら、その都度対応するMC問題・TBS問題を解く

Chapter全体が終わったらWebでMC問題全体を繰り返し解く

④CSUEBの単位取得試験を受験

 

Chapterはだいたい10~15くらいのUnitから構成されているので、そのUnit毎に細かく切って、講義視聴→問題演習を行うようにしました。

これ、もともとAbitasの教科書に書いてある勉強方法そのままなのですが、こまめに問題演習+復習を何度も繰り返すというのが王道かつ最短ルートだな、、、と久しぶりに勉強をしながら思います。

 

 

CSUEBの冬学期(12月~2月)中にFARの単位取得を終えるべく、上記①~④を1週間で繰り返して、次の単位取得試験の範囲に進むようなペースを目指しています。

3月をまるまるFARの試験勉強にあてて(他分野の単位取得試験は受けたいですが)、4月にFARの本番のテストを受けられたらいいな、と思っているのですが、これは学歴評価と受験票入手のスケジュール次第です。

 

なお、現時点では特に自作のノートは作っていません。最初は不慣れな専門用語や計算問題も、FARを一通り勉強し終える頃にはある程度覚えてくるのではないかと思っているので。

 

少しタイトですが、今週の金曜日にFAR2のテストを受けられるよう、今週は腰を据えて頑張ります。

英文会計入門 単位取得テスト合格!

新年最初の記事は、単位取得テスト合格のお知らせです。

 

クリスマス~年末年始は遠出をしていたので勉強できませんでしたが、帰ってきてからペースを取り戻して、今日、英文会計入門の単位取得テストに合格することができました。

 

私は日本のアビタスという予備校に入会したのですが、アビタスにした一番の決め手は、カリフォルニア州立大学イーストベイ校(CSUEB)の期末試験に相当するテストをインターネット経由で受験することができ、CPA受験要件に必要な会計単位とビジネス単位をそろえることができるということでした。

他の予備校だと、単位取得試験のためだけに大都市まで出なきゃいけないんですよね。その点、試験がオンラインで完結するのはとても便利です。

 

実は、CPA受験を最初に考え始めた時は、「アメリカに住んでいるんだし、高いお金を出してわざわざ日本の予備校にお金を払って単位をそろえなくても、アメリカの大学やコミュニティーカレッジで単位をそろえればいいのでは?」と思っていました。ただ、調べるうちにいろんな懸念が発生し…

・アメリカの大学やコミュニティーカレッジに入学するための手続きや書類が煩雑

・入学時期が春・秋と決まっているので、今から準備し始めても実際に通うのはだいぶ先になりそう

・1学期に受講可能な単位数の制限を考えると、学校に通いながら単位をそろえるのにだいぶ時間がかかりそう

・そもそも、学校でCPAに必要な科目の授業をやっているか分からない(少なくとも私の最寄りのコミュニティーカレッジのオンラインシラバスではAuditing(監査)の科目が見当たらなかった)

・必要な科目を全て受講できたとしても、学校で単位を取るための試験内容とCPAの試験内容とは全く別物なので、二重の勉強が必要

・アメリカの学校に通っても、1単位当たりの授業料が発生する(最寄りのコミュニティーカレッジでは1単位あたり162ドル)

そんなわけで、調べる手間やそれに費やす時間を考えると、日本の予備校に通った方が効率がよいという結論に至りました。

 

さて、本題からズレましたが、アビタスの英文会計入門は、簿記を英語で習っているような内容で、企業勤めで財務経理をやっている方であれば簡単だと思います。私は、簿記や会計士の資格は持っていませんが、銀行勤務時代に決算書はたくさん見ていたので、すんなりと入っていくことができました。

ただ、講義は日本語ですが、テストは当然英語なので、専門用語は覚えておく必要がありますし、減価償却や貸倒引当金の算出などの計算には多少の慣れが必要でした。

とりあえず、テストに合格出来て気持ちよく週末を迎えられそうです。

 

次からは、いよいよFARです。

USCPAの学歴評価を依頼しました

(2017年12月20日、末尾に追記しました)

アメリカ以外の国で大学を卒業した人がUSCPAの試験を受験するにあたって、出願州を決めたらすぐに取り掛からなければならないのが「学歴評価(academic credential evaluation)」。

 

USCPA試験の受験条件は州ごとに異なりますが、4年制大学卒業だったり、会計やビジネス関連科目の単位だったりが必要になります。アメリカ以外の国の大学を卒業している場合、自分がちゃんと卒業して学位を授与されており、会計・ビジネス関連の単位をどれだけ取得しているのかを、各州が指定する学歴評価会社にチェックしてもらう必要があるのです。

 

この学歴評価会社での評価に2~3ヵ月くらいかかるとのこと!

グアムで始まった見込み受験制度は、1単位でも会計もしくはビジネス関連単位を取っていれば受験できるというものなので、日本の大学ですでに単位を取得している人は、学歴評価が終わればすぐに出願できることになります。グアム以外に出願する人も、自分の不足単位がどれだけなのか早期にはっきりさせたほうが勉強のスケジュールも立てやすいですし、出願州が決まったらすぐに取り掛かったほうがよいと思います。

 

ということで、年内に学歴評価依頼まで終わらせてしまおうと11月頃から準備を始めました。

 

やることは簡単で、卒業した大学から英文の卒業証明書と成績証明書を発行してもらい、学歴評価会社(グアムの場合はFACSもしくはNIES)に郵送して結果を待つだけ。

 

 

……なんですが、私の場合、いろいろあって、学歴評価会社に郵送するまで結構時間がかかってしまいました。

「いろいろ」というのは、日本から英文の卒業証明書・成績証明書を取り寄せること、在アメリカの日本領事館にMarriage Certificate(婚姻証明書)を発行してもらうこと、複雑なアメリカの郵便制度を理解することの3つです。

一番手こずったのが3つ目なんですが、思えば日本の郵便制度も普通郵便やら速達やらレターパックやら書留やらややこしいですもんね。。。

 

 

【①日本から英文の卒業証明書・成績証明書を取り寄せる】

これは各大学によって手続きが違いますが、基本的には、証明書発行依頼書と本人確認資料のコピー、返信用封筒と切手を母校に送ることになります。海外在住者は、日本のEMS封筒や日本円の切手を手に入れることができないので、日本にいる親族に仲立ちしてもらうことになると思います。私は、日本の両親にお願いして必要な書類を母校に郵送してもらい、母校からアメリカの私の自宅宛てに送ってもらうようにしました。

 

英文の証明書の発行には1週間ほどかかり、さらに日本→アメリカの郵送に1週間かかったので、証明書が手元に届いたのは12月初めでした。

 

 

【②日本領事館にMarriage Certificate(婚姻証明書)を発行してもらう】

私は大学卒業後に結婚し、夫の姓に改姓したので、大学卒業時の姓と現在のパスポートの姓が異なります。大学によっては改姓後の氏名で証明書を出してくれるようですが、私の母校に問い合わせたところ「卒業時の名前でしか発行できません」とのこと。この場合、日本にいらっしゃる方であれば戸籍謄本の英訳(自分で訳すのではなく、翻訳会社に翻訳してもらったもの)を提出しなければならないのですが、私はアメリカに住んでいるので、日本領事館にMarriage Certificate(婚姻証明書)を発行してもらいました。

 

Marriage Certificateはアメリカで婚姻関係を証明する際に使用するもので、アメリカ在住の日本人がグリーンカードを申請したりビザを更新したりする際に必要になるため、各日本領事館で発行してもらうことができます。発行から3カ月以内の戸籍謄本が必要というのが海外在住者にとっては面倒なところですが、そこさえクリアすれば、依頼した当日すぐに発行してくれるそうです。

 

私は手元に期限内の戸籍謄本があったためそこは問題にならなかったのですが、私が住んでいる州には領事館がないため、領事館とのやりとりはすべて郵送になってしまいました。アメリカでは現金を郵便で送れるので、発行依頼書や戸籍謄本に加え、発行手数料も同封してポストに投函現金と個人情報ダダ洩れの資料を同封しているので、日本で言う書留のような形で送りたかったのですがアメリカの郵便制度がよく分からず、いろいろ調べた結果、First-Class Mail(日本の普通郵便、$0.70)を追跡(Tracking)できるようCertified Mail(配達証明郵便、+$3.35)にして送りました。今思えば配達証明には保険がついていないので、違う種類の方がよかったかもしれません。

 

結局、往復First-Class Mail(普通郵便)だったので、Marriage Certificateを受け取るまで約1週間かかってしまいました。

なお、このMarriage Certificate、通常は旧姓が記載されない形で発行されます。私は、今回領事館に使途を説明したところ、旧姓を併記する形で発行してもらうことができました。これに旧姓が書かれていないと、旧姓で発行される卒業証明書と成績証明書の照合ができないと思ったので。実際にはすべての方がこうしているか分かりませんが、別料金もかからず対応してもらえたので、今後手続きされる方は参考にしていただければと思います。

 

【③アメリカの国内郵便制度(記載している値段は2017年12月現在)】

アメリカの国内郵便は大きく分けて以下の3つの種類があります。

・First-Class Mail(普通郵便)

・Priority Mail(優先扱い郵便、1-3営業日で配達、Tracking可能)

・Priority Mail Express(速達郵便、翌日までに配達、Tracking可能)

それぞれ、Certified Mail(配達証明郵便)やInsured Mail(保険付き郵便)などのオプションが付けられます。アメリカのUSPSのウェブサイト

https://www.usps.com/welcome.htmで宛先の郵便番号を入力すれば、かかる日数や値段を調べることができます。

上に書いたように、重要な書類を送るときはTracking出来るPriority Mailで送ったり、First-Class MailにTrackingを付けたりした方がいいのですが、このTrackingの精度もイマイチだし、アメリカでは郵便遅延や紛失は日常茶飯事なので、ちゃんと届くかどうかは運次第だそうです。特に12月は、クリスマスプレゼントやクリスマスカードの時期なので、アメリカの配達業界は一年の中で最も忙しい時期。そして何より、12月に入ると多くの会社(というよりアメリカ人)はお休みモードに入ってしまうので、できるだけ早く学歴評価会社に到着するよう、今回はPriority Mailにしました。Priority Mailの専用封筒は郵便局で無料でもらえますし、USPSのHPに登録して依頼すれば自宅のポストに投函してくれます。USPSのHP上で決済~郵送ラベル作成まで行うことで、専用封筒に入れずともPriority Mailとして送ることができるそうなのですが、私は確実性を取って郵便局に持ち込みました。書類のみであればFlat Rate Envelopeで十分で、値段はアメリカ国内どこに送っても$6.65です。ちなみにExpressにすると$23.75と値段が跳ね上がります。

 

12/15(金)午後に郵便局へ持ち込んだところ、Trackingで見てみると12/18(月)の昼過ぎには到着していました。

 

 

ちなみに、グアムではFACSとNIESという2つの学歴評価会社を利用することができますが、私はFACSを利用しました。理由は単純で、FACSの方が安かったからです(FACSは$100、NIESは$225)。昔はFACSがオンライン決済に対応していなかったようですが、今はクレジットカードで支払うことができます。NIESの方が評価結果を早く受け取れるといった情報もありますが、貯金を取り崩して受験しており、抑えられるところは抑えたいので。。。

FACSに学歴評価を依頼するには、以下のHPにアクセスして必要事項を入力し、IDを発行してもらった後、書類を郵送します。私が送った書類は下記のとおり。

・英文の卒業証明書

・英文の成績証明書

・Marriage Certificate

・戸籍謄本(日本語ですが、Marriage Certificateの元になった書類なので、念のため)

・パスポートコピー(念のため)

 

 

https://facsusa.com/ 

 

さて、これであとは学歴評価の結果待つばかり。送った後になって、FACSの登録IDを書いたポストイットを貼り付けただけで、ちゃんとしたカバーレターをつけなかったけど大丈夫だろうかと不安になっていますが。。。

FACSで学歴評価が開始されるとその旨のメールが来るとのこと(これも全員ではないようですが)。本当は年内にそのメールを受け取りたかったのですが、すでにクリスマスモードに入ってしまっているアメリカなので、年内は難しいような気がします。1月中は待ってみて、まったく連絡が来なければこちらから催促してみるつもりです。

スムーズにいけば、2018年2月~3月頃に学歴評価結果を受け取り、グアムに出願して受験票を手に入れ、4月~5月頃に初回科目を受験できるはず。

学歴評価の結果を待っている間に、予備校の単位取得プログラムを使って単位をそろえながら、初回受験に向けて、勉強を進めようと思います。

 

=====以下、2017年12月20日追記=====

今日、FACSから「12月19日に書類を受領しました」とのメールが来ました。てっきり年明けになると思っていたのでビックリです。メールの文面には「評価にはこの日付から約6週間かかります」とありますが、クリスマスを挟むので、やはり2カ月くらいはかかるんだろうなぁ。

はじめに、ブログの開設にあたって ~アメリカ本土でのUSCPA受験録~

このたび、アメリカ本土でUSCPA(米国公認会計士)を目指すにあたって、ブログを始めることにしました。

USCPAを目指そうと決めた際に、私も他の方々のブログを参考にさせていただきましたし、基本的にこれから一人で黙々と勉強していくことになるので、自分のモチベーション維持も兼ねながら、USCPAやアメリカでの生活について書いていこうと思っています。

まずは初回ということで、私がUSCPAを目指す理由を紹介します。

 

【USCPAを目指す理由】

現在、夫のアメリカ赴任に帯同してアメリカ中西部に住んでいます。

いわゆる駐在員妻です。

アメリカに来るまで、日本ではフルタイムで働いていたので、「もしチャンスがあればアメリカでも働きたいな~」なんて気軽に思っていました。

が、実際アメリカに住んでみて、求人情報を得るためにLinkedInなどにも登録してみたけれど、自分の英語力の無さと専門性の重要性を思い知り、現時点でのアメリカ現地就職は現実的ではないことに気づきました。

 

ビザ上は働けるとはいえ、スーパーやファーストフードのアルバイトではなく、フルタイムの仕事を見つけるには、ネイティブと渡り合える英語力が必須で、それプラス何らかの専門性がないと厳しいです。当たり前なんですけど。

 

日本に帰ってから再就職するためにも、アメリカにいる間に何か自分の専門性を高めるようなことをしなければと思い、大学院に通おうかと思ったのですが、TOEFLのスコアが地元大学の足切りにも届かないという状況。

 

そんな中でも何かできないかと調べていて、たどり着いたのがUSCPAでした。

 

日本では銀行で働いていたので、LinkedInでアメリカの銀行や一般企業の経理部の求人情報を見ていたのですが、その中で『USCPAライセンス保有者が望ましい』といった文言を見かけました。

AIが進化すればこれから会計士が不要になるとか言われていますが、電卓が普及しても四則計算の知識は必要であるように、会計に関する知識そのものが必要無くなるわけではないんですよね。

将来的に公認会計士になると決めたわけではないですが、アメリカだけでなく日本に帰ってからも自分のスキルを示す証明として就職活動でアピールすることができるし、やるのであれば費用的にもお得なアメリカで受験したい。

 

以上が私がUSCPAを目指すことにした理由です。

 

ただ、大学は法学部卒業で、経済系の科目もいくつか取っていたものの、USCPAの受験資格を満たすためには、まずは単位をそろえるところから始めなければなりません。

ここで朗報だったのは、2017年5月からグアムで見込み受験制度が開始されたこと。

この制度を使えば、単位がすべてそろっていない状況でも出願することができるのです。

 

せっかくであれば、現在住んでいる州で出願してライセンス取得をしたかったのですが、要件を調べるといろんな点で厳しく、また、試験日が決まらない間一人で黙々と勉強を続けるのはかなり精神的にツライので出来るだけ早いうちに合格してしまいたいという思いもあり、見込み受験制度を利用してグアムに出願し、予備校の単位取得プログラムで単位をそろえるのと並行して試験を受けていく予定です。

 

これから、その手続きや勉強について記録をしながら、USCPAを目指す人たちのために参考になる情報を提供できたらと思います。